スピードが問われる時代になりました。素早く実行し、検証と修正を繰り返して事業を作り上げる。企画と調整に時間をかけているうちに環境やマーケットが移り変わってしまう現代は、組織ではなく、すべてを自身の判断で決めることのできる経営者が主役の時代だと言えます。
一方で、強みは掛け算です。ひとつの強みとふたつの強みでは、パワーは2倍ではなく4倍です。3つあると8倍になります。だから、単独で戦っている場合ではない。連帯すべきなんです。経営者同士が肩を組んでお互いの強みを掛け合わせていくことができたら、スピードとパワーの両方を持ち合わせることができる。それが、これからの時代を切り拓くポイントになります。
とはいえ、連帯はそう簡単なものではありません。自身の会社を背負っているがゆえに、どうしても自社中心的な発想になりがちだからです。連帯するためには、その殻を破り、お互いが対等の関係で協調していかなければならない。 そのためには、経営者同士が連帯できる基盤が必要になります。
そこで我々が選択したのが、DAOつまり自律分散型共同体という体制です。誰かの傘下に入るわけでもなく、誰かの指示を受けるわけでもない。個々信頼関係を基盤に「Win-Win or No Deal」の精神で、自律的、選択的にプロジェクトを推進する、活気あるコミュニティです。
和をもって貴となす。日本人は、単独で戦うよりも、連帯すべきなんです。GAFAと張り合える強者を生み出そうとするよりも、連携して価値を創出しいく方がいい。連帯の輪を広げることによって、社会に、世界に貢献していくこと。それが、私たちSBGのミッションです。仲間入りしていただけることを心待ちにしております。
「令和は、“個”の時代です。インターネットやSNSの台頭により、個人が意見、情報を世界に発信することができるようになりました。以前は想像もできなかった大企業とベンチャーとの協業も起こっています。中央から、上から、大企業から社会を変えていく時代は終わりました。小さくても光るものがあって、小回りが利いて失敗を恐れない。こういった強い“個”が付加価値を創出し、未来を創造する時代になったのです。
“個”の時代とはいえ、“個”が単独で生き残っていくのは簡単なことではありません。 “個”の強みを活かしていくためには、連帯が不可欠です。
SBGは、そこに集う強い“個”が、持てるリソースを共有しあうことで、弱みを補い真価を発揮することを可能にします。ノウハウ、サービス、技術、資本、人脈。参加者全員がこれらを有効に活用し、連帯することができれば、そこから無尽蔵に新たな価値を生み出すことができるでしょう。
自立性、共存共栄、信頼関係。ギルドの3要素すべてを兼ね備えたSBGは、“個”の時代における最強のプラットフォームです。新時代を共に築く仲間になっていただけることを、心から期待しております。